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一人暮らしで犬を飼うのは留守番が多くてかわいそう?何時間まで大丈夫なのだろう

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留守番中の犬
一人暮らしで犬を飼い始めてしまってから後悔はしたくない!

男性でも女性でも独身で犬を飼いたいと思うと仕事をしながら一人暮らしで飼えるのだろうかと考えるのではないでしょうか。

実際に一人暮らしで犬を飼ってきた経験から特に気になる留守番をはじめとするしつけについて考えてみたいと思います。

★我が家の犬たち★
・家族と住んでいた頃に飼っていた柴犬
・家族と住んでいた頃に飼い始めた中型犬(途中から一人暮らし)
・一人暮らしになってから迎えた中型犬(元保護犬)
の3匹です。

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一人暮らしで犬を飼う 犬の留守番

一人暮らしで犬を飼おうと思うとまず心配になるのが「費用」、そして実際に一緒に暮らすことをイメージすると「留守番の長さ」も気になります。

犬は群れで行動する生き物のため、ひとりで置いていかれることは好みません。ただ、環境への適応能力も高いので出来るだけ安全で快適に留守番出来るようにすることが大切です。

特に子犬を飼い始める場合は子犬が留守番に慣れるまでの時間を確保するため、長期のお休みの前など留守番時間を少しずつ延ばしていくような工夫が出来るタイミングで犬を迎えることも必要です。

安全に留守番出来る環境作り

相手をしてくれる人もいないし、そんなに長時間ひとり遊びもしないので犬は留守中のほとんどの時間は寝ているはずです。

なので、留守番中に安心して寝て過ごせる犬用のスペースを準備する必要があります。

ケージやサークル、クレートを利用する

自由に行き来できるスペースを制限した方が安全性は高まります。居場所を一部屋だけに制限したり、サークルやクレート(屋根付きのハウス)での留守番をしてもらった方がいい場合もあります。

犬はもともと巣穴で生活していたことを考えれば、クレートのような狭くて暗い場所は安全で安心出来る場所でもあります。

ただ、我慢できる時間内なら犬はクレートの中では排泄したがらないので、必要以上に排泄を我慢させることのないようにクレートに入れる時間とタイミングには注意が必要です。

留守番中のエアコン

室内で留守番させる時に必ず考えなければならないのが、室内の温度管理です。

暑すぎず、寒すぎず、火事の心配を考えればエアコンを使用するのが安心です。

夏用にクールマットなども売っていますが、使う場合は体が冷えたらクールマット以外の場所に寝られるという選択肢を与えること。

また冬用のホットカーペットなどもコードをかじったり低温やけどしないように気をつけ、こちらもホットカーペット以外の場所にも移動できる選択肢を与える必要があります。

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留守番中の音

テレビやラジオなどから人の声を流しておくと良いと書いてある本やネットの記事もあります。

確かに効果があるタイプの子もいると思いますが、我が家の犬達の場合は静かな環境での留守番でも特に問題ありません。

全員に必須ということではなく、必要な場合はあったらいいのかなと思います。

留守番中の照明

音に関しては問題なかったのですが、暗くなってからの留守番が苦手な子がいたので、リビングの照明を留守番タイマー付きのタイプに変更しました。

特に冬場は暗くなるのが早いので、暗くなってから帰ってくる予定の時にはタイマーをセットして暗い部屋での留守番はないように工夫をしました。

我が家の犬たちの留守番

我が家の犬たちの留守番場所はサークル、クレート、一部屋にフリーなどケースバイケースで私が決めていました。

基本的には短い時間はクレート、二匹の時はサークルだったり、長い時間で排泄も複数回するかもしれない時は一部屋にフリーにしたりなど、留守番時間の長さで決めます。

私が犬たちを留守番させるにあたって気にしているのは

  • 排泄を我慢しなくてすむこと
  • いつでもお水が飲めること
  • 地震が起きた場合の備え

です。

留守番が長い日は複数回排泄出来るような準備をし、水はいつでも飲めるように。子犬の場合は遊んでいて器をひっくり返すこともありえるので、複数用意したりひっくり返せないタイプのものを準備することも必要です。

また、万が一不在中に地震が起きても家具などが倒れてこない位置にサークルやクレートを設置していました。
留守番中の寝る犬

留守番前に準備すること

留守番中の安全安心も重要ですが、留守番前から準備しておくこともあります。

適度に疲れさせる

留守番中にたくさん寝ていてもらうには適度に疲れていた方がいいので、留守番前の散歩や遊びも必須です。

暇つぶし出来るものを用意する

暇つぶしグッズとしてコングなど時間をかけて楽しめるタイプのオモチャ(知育玩具)を準備します。

いきなりコングにただフードを入れて与えても何だか分からない場合もあるので、在宅時にコングの楽しみ方を教えてから使うことをおすすめします。

在宅時に構いすぎない

在宅中はずっとベッタリ一緒にいて、留守番中は放ったらかしにされてしまうとそのギャップが犬にとってはきついので、お互いに適度な距離感も必要です。

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留守番前後の声掛け

基本的には『行ってきます』とか『ただいま』などの声かけは必要ないと思います。

ただ、留守番が出来ていれば、声をかけてもかけなくてもあまり関係ない気もします。

いたずら対策

子犬の場合は暇つぶしにトイレシーツをグチャグチャにすることは多々あるので、メッシュ付きのトイレトレーは必需品です。

また、オモチャにされて困るもの、特にコード類などは全て届かない場所に置く必要があります。留守番の度に部屋の中全てを片付けることは大変なので、子犬にサークルなどの安全な場所にいてもらう方が簡単です。

ペットシッターや一時預かりを利用する

生後5~6ヶ月くらいまでの子犬のうちは、一日の食事の回数は3回以上に分けて与えたいですし、まだ体が小さく膀胱にためられるオシッコの量も少ないので排泄の回数は多くなります。

なので食事の世話、トイレの片付け等の回数も成犬よりも多く必要となります。

いきなり長時間の留守番をさせないことにも繋がるので、子犬のうちは近所に住んでいる家族や友人にお願いして留守中にトイレの片付け等に来てもらったり、ペットシッターさんを利用するなど工夫が出来るといいですね。

ワクチン終了後は一時預かりなどの利用も可能だと思います。

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留守番後に起こりうること

そうは言っても毎日近所の家族やシッターさんにきてもうら訳にはいかない場合は、帰宅後にうんこまみれになっていることも覚悟しておく必要があります。

帰ってくる前はトイレにただしてあったウンチを帰宅時に喜びのあまりサークル内ではしゃいで踏みまくるということも多々あります。

子犬のうちは排泄が我慢できる時間に限界(通常月齢の数字+1時間が目安)があるので、長時間の留守番中に排泄するのは自然なことです。

大人になってきて排泄の間隔があいてくるとまみれることはほぼなくなります。最初の数ヶ月の辛抱になると思いますし、月齢が若いうちから長い時間我慢出来る子もいるので必ずうんちまみれになるということではありませんが覚悟は必要です。

留守番時間の限界

これから留守番する犬
どのくらいの時間までなら犬は留守番出来るのか、は個体差があるので何時間まではOKと言うことは出来ません。

会社員で一人暮らしや共働きの方の場合、平日の昼間10時間以上留守番している子は多々いると思います。

犬の性格や年齢によっても、また留守番時以外の時間のご家族との過ごし方によっても違ってくるでしょう。

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不在時間の制約

例え留守番中は寝ていて問題がなかったとしても外排泄の習慣の場合は、排泄サイクルに合わせて帰宅しなければなりません。

ごはんの時間は多少ずれても問題はないですが、排泄を我慢させることは出来ません。

排泄を我慢出来る時間以上留守番の場合は、家族や友人、ペットシッターさんに来てもらったり動物病院やペットホテルなどに預ける必要があります。

我が家の留守番 室内排泄の場合

我が家の場合は、自営業で自宅で仕事をすることもあるため日々長い留守番がある訳ではありませんが、室内で排泄出来る子のみの時には12時間以上留守番してもらったこともあります。

2時間の留守番後でも12時間の留守番後でも特に変わったことはありませんでした。

12時間の留守番が毎日ではないし、その日の留守番前にはたっぷりの散歩&遊びなどの工夫はもちろんしましたが。

普段から留守番時間が長めの時には複数回排泄出来るようにトイレを多めに用意して出掛ける我が家。

準備しておくと排泄していないことが多いのですが、たまに忘れるとトイレの横にはみ出してもう1箇所していたりなど、なかなか思い通りにはいかないものです。

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我が家の留守番 外排泄の元保護犬の場合

推定10歳でシェルターから来た子は完全に外排泄で、我が家に来てからは庭で排泄をさせていました。シニアになってから迎えたので、室内排泄に変えるトレーニングはしませんでした。

室内では排泄は我慢出来たので、老犬介護が必要な状態になるまで室内で粗相をすることはありませんでしたが、一時期尿に結晶が出来てしまったりしたこともあり、留守番で排泄を我慢させるのは最長でも5~6時間、1日に4~5回は庭に出して排泄をさせていました。

どうしても長い留守番になってしまう時は近所の家族に来てもらっていましたので、一人暮らしで犬を飼うのには協力してもらえる人は必要です。

家の中のトイレで排泄出来るようにしておけば、必要以上に我慢してしまうことがないので安心。

一人暮らしでこれから子犬を飼うのなら、室内でのトイレトレーニングをしっかりして室内で排泄する習慣をつけることをお勧めします。

留守番仲間がいた方がいい?

「留守番はひとりじゃ寂しいから、もう一匹いた方がいいですよ。」というのは犬を売りたいペットショップでよく聞く台詞。

我が家は2匹の時も1匹の時もあったが、留守番のために2匹にした訳ではありません。

確かに2匹がものすごく仲良くなり、留守番のストレスが軽減されるケースもあるとは思いますが、そうでない場合もあるでしょう。

そうでなかった場合はむしろストレスが増えてしまうことも考えられます。

飼う前に確認することは難しいので、留守番のためだけに安易に多頭飼いをすることはお勧めしません

ちなみに我が家の2匹はどちらも留守番中に相手がいてもいなくても関係なかったと思います。

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留守番出来てないかもと思ったら

飼い始めてから、「もしかして留守番出来てないかも?」と思ったら、すぐにドッグトレーナーに相談することをお勧めします。

今までのやり方で良くなかったことがあるから留守番が出来ていない可能性が高いので、自分で考えて修正していくよりもプロに相談した方が確実です。

時間が経てばたつほど問題が大きくなっていくので、早めに相談してみることをお勧めします。

留守番以外のしつけも必要

犬のトイレのしつけ
一人暮らしでも家族と一緒でも犬を飼うならしつけは必要です。

留守番を出来るようにすることも当然ですが、それ以外にも教えたいことはあります。

トイレのしつけ

まず子犬から飼うのなら最初の課題がトイレトレーニング

一人暮らしだと特に一緒にいる時間が短いため粗相をしても片付ければいいかとそのままにしてしまいがちですが、トイレトレーニングは子犬の排泄回数が多いうちにきちんと済ませておかないとどんどん難しくなっていきます。

トイレを教えるのには

  • 粗相させない
  • トイレトレーの上でした時に褒める
  • 万が一粗相しても叱らない


ことが重要なので、トイレトレーの上で成功させる工夫と成功した時に褒めることが必要です。

粗相をさせないためにサークル等で管理し、排泄直後に褒めてフリーにして遊んであげるなどトイレで排泄をするといいことがあると教えていくと早くトイレを覚えます。

一緒にいる時間だけでも排泄時間の記録をつけると次に排泄するタイミングの予測が出来るようになりますので、まずは記録をつけることをおすすめします。

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基本的なしつけ

「おすわり」や「ふせ」「まて」など基本的なことは教えると普段の生活の中で使え、役に立ちます。

「おすわり」で「まて」が出来るとドアを開けても勝手に飛び出ることもなくなりますし、ごはんの前も興奮しすぎずお行儀よく待つことが出来るようになります。

噛んでいいものと悪いものを教える

子犬のうちは何にでも興味を持つので、噛んではいけないものを教える必要があります。

オモチャを適切に与え、オモチャ以外のもの(家具とかコードとかスリッパなど)を噛んではいけないと犬の命を守るためにも絶対に教えなければなりません。

しつけには根気が必要

犬を飼い始めたら、しつけをする時間(ルールを教える時間)はどうしても必要になります。

特に子犬のうち、犬がルールを覚えるまでの家に来てからしばらくの間は在宅中の起きている時間はほぼ犬のために使うことを覚悟しておいた方がいいと思います。

トイレにしても、基本的なしつけにしても数回で覚えるなんてことはまずありません。ただ、正しい方法でやり続ければ必ず覚えます。

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犬のお世話に必要な時間

気持ちよさげにブラッシングされるチワワ
1日は誰にとっても24時間。犬を飼った以上はどんなに仕事が忙しくても犬のための時間は作らなければなりません。

一度飼い始めたら、「この時期は忙しくて残業が多いから散歩も遊びの時間もなしね~」ということは出来ないのです。

また、自分の体調が悪い時にもご飯や排泄物の片付け等は毎日やらなければなりません。日々犬を飼ったら必要になる時間についてまとめてみましたので、これから飼い始める方の参考になればと思います。

散歩

どのくらい必要なのかは犬種や年齢(月齢)によっても異なりますが、散歩が必要のない犬はいません。

運動や排泄のためだけでなくリードを持っている人と過ごす大切な時間でもあるので散歩は必要です。

朝でも夜でも毎日決まった時間に行く必要はないですし、絶対に1日2回以上行かなければならないとは思いませんが、例え短い時間でも行くと行かないでは大違いなので日々の散歩に連れて行ける自信がない場合は犬以外のペットを検討した方がいいと思います。

ご飯

ごはんを与える時間もきっちり決める必要はありません。ただ、フードを置きっぱなしにするのは衛生上よくないですので、留守番中にフードを出しっぱなしにはしない方がいいです。

ドッグフードなら器に盛って与えるだけだから、そんなに時間は掛からないだろうと思うかもしれません。

が、量をはかって器に入れて、食べ終えたら犬の唾液のついたヌメヌメの器を洗うという時間も必要になります。

また、ドッグフードはものすごい種類があり、どれを選ぶかにも悩んでしまうと時間がいくらあっても足りなくなります。

遊ぶ

特に犬が若いうちは散歩と同じくらい遊ぶ時間は大切です。

テレビを見ながらボール投げをしても犬はなかなか満足しません。向き合って真剣に遊ぶ必要があります。

日中、留守番をしていたのであればその間眠っていて充電は完了しているので、仕事で疲れていても夜の在宅時には付き合わなければなりません。

我が家では犬たちが若かった頃は、遊びにだけで毎晩1時間以上は使っていました。

お手入れ

犬種や体の大きさによって日々のお手入れに必要な時間は変わってきます。

ブラッシング、歯磨き、散歩後の足拭きなど意外と時間がかかるものです。

あとでやろうと思っていると忘れてしまうので、我が家では犬たちのご飯の前、毎日2回のブラッシングが習慣です。

トイレの片付け

特に子犬のうちは排泄の回数が多いので、片付けにかかる時間も長くなります。ただ排泄しただけならいいのですが、踏んだり遊んだりすることもあります。

また、いたずら対策としては効果的なメッシュ付きのトイレトレーですが、ウンチをした後に踏まれたりすると掃除はかなり大変です。

掃除

トイレ以外でも犬の居場所、サークルやクレート、ベッドなどを掃除する時間も必要です。

特に抜け毛が多い季節のベッドは毎日やっていてもこれでもかというくらい毛だらけになります。

急病の時に病院に行ける?

朝起きたら、具合が悪そう…という時にも一人暮らしの場合、病院に連れて行けるのは自分のみ。

そんな急な予定の変更もあるかもしれません。

近所にお願いできる友人や親族、普段から信頼できるペットシッターさんを見つけておくと安心です。

一人暮らしで犬を飼うなら、犬も人も病気になった時や不測の事態の時に対応できる環境を準備しておくことはとても重要です。

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犬と暮らすと規則正しい生活に

犬を飼うとやることはいっぱいあるし、家を空けられなくなるし大変!というような話ばかりしてきましたが、もちろんいいこともあります。

犬がいると散歩やご飯の時間があるので、休みの日に起きたら午後だったということはなくなります。

逆に言うとそういう生活がしたい場合は、犬を飼い始めない方がいいですね。

ひとりで散歩はしないけど、犬と一緒だと必然的に歩くことになるのでウォーキングで健康的に、体力もキープ出来ます。

犬と一緒だと普段歩かない近所の道も特に用事がなくても歩くことになるので、ここがここと繋がっていたのかとか、近道や意外な場所のカフェを見つけたりなど様々な発見があったりもします。

さいごに

留守番の時間は8時間までなら大丈夫とか、12時間以上はダメなどと時間で区切ることは難しいと思います。

子犬なのか成犬なのか、その子の性格などによっても変わってきます。

ただ、飼う前から留守番させるのは「かわいそう」と思ってしまい、それがストレスとなってしまうようであれば、犬を飼うことはお勧めしません。その気持ちは犬にも影響します。

留守番はあっても、それ以外の時間やお金も愛情もかけられるのであれば、ただ「留守番」イコール「かわいそう」なことではないと思います。

また、いくらペットホテルや動物病院に預けたとしても、気持ち的には長期の旅行などには行きづらくなることは間違いありません。実際行かなくなりました。