一人暮らしでも犬を飼うことは可能です。実際にこれまで一緒に暮らしてきました。
ただ、犬だけではありませんが「命あるもの」と暮らすということには責任はもちろん、自分自身で犬たちの生活を守らなければならないというプレッシャーも感じます。
犬は群れで生活する動物なので、残念ながらこの犬種は一人暮らしに向いているという犬種はいません。
また、飼いたい犬種と飼える犬が一致しないこともあります。
そんな中でも、飼いやすい犬の特徴、犬種で比較出来ることなどについてお伝えしたいと思います。
・家族と住んでいた頃に飼っていた柴犬
・家族と住んでいた頃に飼い始めた中型犬(途中から一人暮らし)
・一人暮らしになってから迎えた中型犬(元保護犬)
の3匹です。
飼いやすい犬の特徴
一人暮らしでも比較的飼いやすい犬の特徴はこちら。
- 広い家でなくても飼える小型犬
- お手入れが楽
- 吠え声が大きくない
- 人懐こくしつけがしやすい
- 留守番が苦になりにくい
- 運動量が多くない
一人暮らしで犬を飼ったら、散歩も食事もお手入れも基本的に全てひとりでやらなければなりませんので、お手入れは楽な犬種の方がいいですね。
また、一戸建ての持ち家に住んでいれば別ですが、ペット可の物件に住む場合、ペット可でも「犬は小型犬○kg(5-10kg程度)までに限る」などの条件付きがほとんどです。
散歩は体が大きくなるほど距離もたくさん歩く必要が出てきますので小型犬の方が少なくて済みます。
ただし、小型犬でも豊富な運動量が必要な犬種もいますので体が小さい=散歩は少なくてOKという訳ではありません。
性格はそれぞれ
一人暮らしでも家族と一緒に飼うのでも、人懐っこくてしつけがしやすく、性格の穏やかな子の方が飼いやすいです。
ただ、性格はそれぞれ、個体によって違いますから犬種で判断することは出来ません。
よくトイプードルは〇〇、チワワは□□などと紹介されていますが、個人的には同じトイプードルという犬種でも、みんな性格が同じということはないので性格的なことはあまり参考にはならないかなと思っています。
トイプードルが全員人懐っこい訳ではないし、チワワがみんな怖がりでもダックスフンドが全員吠える訳ではありません。
性格は成犬の方が分かりやすい
2~4ヶ月齢の子犬のうちにショップやブリーダーさんのところで数回会っただけで、性格を完全に把握することは難しいでしょう。
性格的なことを重視するなら、まだ変化していく可能性のある子犬よりも成犬の方が安定していて分かりやすいです。成犬の保護犬なら落ち着きのある子を選ぶことも可能でしょう。
犬種による性格は「日本人はまじめで時間に正確な人が多い」みたいな感じで、そういう傾向はあるかもしれないけど、全員じゃないよねというような感覚でイメージしてみるといいと思います。
毛色に関しても、参考程度に。
犬種で比べられる6つのポイント
性格は個体差ですが、犬種で判断できることもあります。
飼う前に犬種別に参考することが出来るポイントは6つ。これからの飼育環境や生活スタイルに合わせて、選びたいですね。
1.犬の大きさ
犬種別の体重はあくまでも目安ではありますが、仮に10kg以内という制限のあるペット可マンションで成犬時の体重が3-5kgくらいの犬種を選べば、10kg以上になってしまうことはまずないでしょう。
ただし、個体差はあるのでブリーダーから迎えるのであれば、両親犬の大きさを確認しておくと参考になると思います。
大きくなって欲しくないからといってフードの量を減らしても不健康になるだけですので、適量を与えましょう。
2.必要な散歩量
犬種によって必要な散歩量が多め/少なめという違いはあっても、お天気が良ければ毎日散歩に出る必要はあります。
ただこれも同じ犬種でもエネルギッシュなタイプの子と大人しいタイプの子でも必要量は変わります。
3.必要な費用
食費やワクチン、薬などは体の大きさに比例して高くなるので、大型犬に比べれば小型犬の方が費用は安くなります。
ただし、大型犬よりも小型犬の方が平均寿命が長いので、生涯にかかる費用という意味では長生きする小型犬の方が高くなることもあります。
また、トリミングが必要な犬種と自宅でシャンプーすればOKな犬種なのかで費用面でかなり差が出ます。
関連記事:犬の生涯必要経費 : 犬を飼うのは大変!一人暮らしで犬を飼って分かったこと【体験談】
4.お手入れの難易度
毛質や毛並み、どんなカットにするかなどによっても違いは出てきますが、毛玉が出来やすいタイプの子は毎日キレイにブラッシングしておかないと毛玉だらけになってしまいかねません。
また、体の大きさによってブラッシングをする範囲も違いますから、体が小さい方が楽です。
5.臭いや抜け毛
抜け毛が多い犬種なのか、少ない犬種なのかは選ぶ時の参考になると思います。
また、抜ける犬種でも季節的なものなのか一年中抜けるのかにもよって掃除の大変さは異なります。
臭いは感じる方の個人差もあるので微妙ですが、確かに犬の体臭に違いはありますが犬種なのか個体差なのか…。
ただ、体臭は控えめでも口周りの毛におやつの残りがつきっぱなしになっていたりすると臭うこともあるので体臭だけでなくお手入れや掃除などによっても部屋の臭いには差が出ます。
臭いや抜け毛に関しては、飼っている人に直接聞いてみるのが一番ですね。
6.かかりやすい病気
犬種別にかかりやすい病気はあります。
当然ですが、全員がなる訳ではないので、なってしまったらどうしようと思うよりは、ならないように予防出来ることはしていけばいいのかなと思います。
知識としてかかりやすい病気を知った上で、生活の中で注意していくことは必要です。
一人暮らしにおすすめの犬種
性格的なこと以外で比較的おすすめの犬種の特徴をご紹介していきたいと思います。
参考までに各犬種の成犬時の体重、体高(四肢で立った時の地面から背中までの高さ)を記載していますがあくまでも目安だと思っていただければと思います。実際には目安よりも大きくなることは多々あります。
トイ・プードル
人気のトイ・プードルは抜け毛は少ない犬種。
抜け毛は少ないですが、毛が伸びると絡んでしまうのでトリミングが必要で、ブラッシングも毎日しないと毛玉が出来てしまうのでこめまなお手入れが必須です。
寒い季節でなければ、短めのカットにするとお手入れはしやすくなります。
トイプードルは膝のお皿(膝蓋骨)が、本来収まっているはずの溝からずれて脱臼してしまう膝蓋骨脱臼(パテラ)や 外耳炎になりやすいと言われています。
成犬時の体重が3-4kg、体高は28cm前後です。
チワワ
チワワは、抜け毛が多く、オーバーコートと呼ばれるふわふわの上の毛とアンダーコートと呼ばれる皮膚に近いところに密集して生えている下の毛のダブルコートの犬種です。
ブラッシングは毎日、シャンプーは月1~2回ほど。ロング(長毛)とスムース(短毛)がいますが、スムースの子も短い毛がたくさん抜けます。
特に寒さに弱いので、室温管理に気をつける必要があります。
トイプードル同様に膝蓋骨脱臼も多く、脳脊髄液が異常に分泌されて脳を圧迫してしまう水頭症や眼の病気も多いので注意が必要です。
成犬時の体重は1-3kg、体高は15-23cm前後です。
ミニチュア・ダックスフンド
ミニチュアダックスフンドもダブルコートで日々のブラッシングが必要です。
「ロング」・「ワイヤー」に比べれば「スムース」は抜け毛は多いものの毛が短いのでお手入れは比較的楽です。
ミニチュアダックスフンドは脊髄や神経が圧迫されて歩行が困難になる椎間板ヘルニアになりやすいと言われているので、滑る床や階段などの段差の上り下りは出来るだけ避けたいものです。
また、肥満になってしまうと腰への負担が大きくなるので、体重の管理も重要です。
成犬時の体重は4-6kg、体高は21-24cm前後です。
シーズー
シーズーは毛は抜けにくいのですが、被毛はずっと伸びるためトリミングが必要な犬種です。
ダブルコートでブラッシングは日々必要ですが、ダブルコートの犬種の中では比較的抜け毛が少ないです。
耳が垂れている犬種なので、外耳炎には注意が必要です。耳掃除は2週間に1回程度はする必要があります。
シーズーは角膜炎や緑内障などの眼の病気やマラセチア性皮膚炎などになりやすいと言われています。
成犬時の体重は4-7kg、体高は20-28cm前後です。
マルチーズ
マルチーズはシングルコート(上毛のみ)なので抜け毛は少ない方ですが、とても細く長い毛のため絡まないように毎日ブラッシングしたい犬種です。トリミングも必要です。
目の周りが濡れて変色してしまう「涙やけ」が目立ちやすいので、目元のケアにも注意が必要です。
マルチーズは心疾患のひとつである僧帽弁閉鎖不全症や膝蓋骨脱臼などに注意が必要です。
成犬時の体重は2-3kg、体高は20-25cm前後です。
ヨークシャー・テリア
ヨークシャーテリア(ヨーキー)はシングルコートなので抜け毛は少なめですが、細くて長い被毛なので毎日のブラッシングは必須です。
トリミングも月1回程度必要で、短くカットするとお手入れは楽になります。
ヨークシャーテリアがかかりやすい病気としては、小型犬に多い膝蓋骨脱臼や膀胱炎を引き起こすことがある尿石症などがあります。
成犬時の体重は2-3kg、体高は15-23cm前後です。
ミニチュア・シュナウザー
ミニチュアシュナウザーはダブルコートですが、抜け毛は比較的少なめ。週に数回程度のブラッシングは必要です。特に汚れやすい口周りの毛を清潔に保つためのケアは欠かせません。
また、定期的なトリミングも必要です。
ミニチュアシュナウザーは、食べ物の中に含まれるタンパク質に対して痒みや皮膚炎が起こる食物アレルギーや膵臓に炎症が起きる急性膵炎などにかかりやすいと言われています。
成犬時の体重は4-8kg、体高は30-35cm前後です。
キャバリア・キングチャールズ・スパニエル
キャバリア・キング・チャールズ・スパニエルはダブルコートで、換毛期にはたくさん抜けます。カールがかかっていて絡みやすいこともあるので毎日のブラッシングが欠かせません。
トリミングは必須ではありません。
キャバリアは心臓の「僧帽弁」という弁が閉まらず、血液が逆流してしまう僧帽弁閉鎖不全症や耳や眼の病気にも注意が必要です。
成犬時の体重は5-8kg、体高は30-33cm前後です。
パピヨン
日本で見かけるパピヨンはほぼシングルコートなので、ダブルコートの犬種に比べると抜け毛は少ないですが、他のシングルコートの犬種(マルチーズなど)と比べると抜け毛は多くなります。
細く柔らかい毛なので絡まりやすく毛玉も出来やすいので、ブラッシングは日課に。
ただ、ある一定の長さまでのびると、それ以上は伸びないのでトリミングの必要はありません。シャンプーを月1-2回程度しましょう。
パピヨンは膝蓋骨脱臼や黒い部分の被毛が成長しない黒色被毛包形成不全などにかかりやすいと言われています。
成犬時の体重は4-6kg、体高は20-28cm前後です。
ビション・フリーゼ
真っ白な毛に覆われたビションフリーゼはダブルコートですが抜け毛は少なめな方。きれいに保つためには日々のブラッシングが必要です。
トリミングをしないと伸びてしまうため定期的なカットも必要です。
ビションフリーゼも膝蓋骨脱臼や外耳炎などに注意が必要です。
成犬時の体重は4-7kg、体高は25-29cm前後です。
フレンチ・ブルドッグ
短毛のフレンチブルドッグはダブルコートで、抜け毛は本当に多いです。
デリケートな皮膚なので、ラバーブラシなどでのこまめなブラッシングとホットタオルで体を拭くことも。特に顔のシワの部分には汚れがたまりやすく臭いの原因になることもあるのでこまめなお手入れが必要です。
フレンチブルドッグはアレルギー性皮膚炎や外耳炎、熱中症などになりやすいと言われています。
成犬時の体重は8-14kg、体高は28-33cm前後です。
パグ
パグも短毛のダブルコートで換毛期以外でも抜け毛は多いです。日々のブラッシングとシワの部分のお手入れもきちんとしておきたい犬種です。
「パグ脳炎」とも呼ばれる壊死性髄膜脳炎や短頭種気道症候群などがパグがかかりやすい病気です。
成犬時の体重は6-8kg、体高は25-28cm前後です。
ポメラニアン
フワフワなポメラニアンの毛はダブルコートで特に換毛期にはよく抜けますので、毎日のブラッシングが欠かせません。
ポメラニアンは本来トリミングが必要な犬種ではありませんが、サマーカットなど短めにカットしているケースもあります。短めにしてももちろん抜け毛はありますのでお手入れは必要です。
ポメラニアンのかかりやすい病気は膝蓋骨脱臼、水頭症などです。
成犬時の体重は2-3kg、体高は18-25cm前後です。
ミニチュア・ピンシャー
ミニチュアピンシャーはシングルコートですが、短い毛が抜け落ちますので意外と抜け毛は多いです。
柔らかい素材のラバーブラシなどでのケアが必要です。
ミニチュアピンシャーは大腿骨頭が壊死してしまう大腿骨頭無菌性壊死(レッグ・ペルテス)や膝蓋骨脱臼などになりやすいと言われています。
成犬時の体重は4-6kg、体高は25-30cm前後です。
イタリアングレーハウンド
イタリアングレーハウンドはシングルコートですが、短い毛は生え変わるサイクルが早いので抜け毛は少なくありません。柔らかいブラシでのブラッシングやホットタオルで体を拭いたりするケアも必要です。
イタリアングレーハウンドは四肢の骨が細いので転倒や落下などでの骨折には要注意です。また、網膜剥離を起こしやすい犬種でもあります。
成犬時の体重は5-8kg、体高は32-38cm前後です。
柴犬
柴犬はダブルコートですので換毛期には抜け毛が大量発生します。換毛期以外も抜け毛はありますが、特に換毛期には丁寧なブラッシングが必須です。
柴犬はアトピー性皮膚炎や高齢期に認知症になりやすい傾向があると言われています。
成犬時の体重は8-13kg、体高は35-41cm前後です。
ミックス犬
チワワとミニチュアダックスフンドのミックスやマルチーズとプードルのミックスなど両親犬の犬種が分かっている場合は、毛質はそのどちらかに似ている可能性が高いですがどちらの特徴が強く出るかは個体差があります。
毛並みや毛色は3~4ヶ月齢の子犬の頃に飼い始めても1才を過ぎる頃までに変化をしていくことがあります。
中型犬・大型犬は?
一人暮らしでも中・大型犬を飼えないということはありません。ただし、25kgを超えるようになるゴールデン・レトリバーやラブラドール・レトリバーはお手入れひとつとっても小型犬よりも大変になります。抜け毛も小型犬の何頭分かになるでしょう。
また、寝たきりになってしまって介護する時のことも想定しておきましょう。
自分のライフスタイルに合う犬種を選ぶ
シャンプーやブラッシングなどのお手入れは体が小さい子の方が楽です。
また、ブラッシングも絡まりやすい長毛の犬種よりも短毛の犬種の方が楽です。
ダブルコートの犬種よりもシングルコートの犬種の方が比較すれば抜け毛は少ないです。
ただ、短毛のシングルコートの犬種でも抜け毛はありますし、お手入れする必要がないということはないので、犬を飼い始めたらお手入れの時間は必要になります。
まずは飼いたい犬種の候補が決まったら、実際にその犬種を飼っている人に話を聞いてみることをおすすめします。出来れば複数の方に感想を聞けるといいですね。
ブログ等で発信している方も多いので、チェックしてみるのもいいと思いますが、基本的にあまり悪いこと(大変なこと)は書いてないと思っていた方がいいでしょう。
犬の入手方法
実際に犬を飼い始めようと思ったら、どこから迎えるかですね。
ペットショップ、ブリーダー、シェルター(保護施設)のそれぞれから迎える場合のメリットとデメリットをご紹介します。
ペットショップから購入する
◆メリット
- 様々な犬種に会うことが出来る
- 一緒に犬を飼うのに必要なグッズも入手できる
◆デメリット
- お店によっても店員によっても知識に差がある
- 迷っている段階なのに抱っこさせられて飼う気になってしまう危険性がある
- どんな飼育環境下で産まれた子犬か分からない
- 子犬を買う時に必要かどうか分からないグッズも買わされることがある
ペットショップの店員さんは「ペットを売ること」が仕事なので飼うことを勧めます。その子の一生に責任が持てるかどうかは自分自身で冷静に判断する必要があります。
ブリーダーから譲り受ける
◆メリット
- 特定の犬種を専門的に繁殖している場合はその犬種にとても詳しい
- 直接見に行くことが出来れば、飼育環境を見学できる
- 親犬に会うことも出来る場合がある
- ブリーディングに関する考え方(遺伝的な病気に関することなど)を聞くことができる
◆デメリット
- 近くに希望の犬種の良質なブリーダーがいるとは限らない
- 場合によっては産まれるまで待つ必要がある
(準備期間になるのでメリットにもなる)
我が家の場合、予約をしてから約半年後に産まれる予定という連絡をもらい、約9ヶ月後に子犬を迎えました。どうしても一緒に暮らしたい犬種の場合は待つことも必要です。
保護犬の里親になる
◆メリット
- 成犬の場合は体の大きさが決まっている
- 成犬の場合、性格なども分かりやすい
- 迎える際の費用負担が軽くなる場合が多い
◆デメリット
- 雑種の子犬の場合、成犬になった時の大きさの予測が難しい
- 希望する犬種とタイミングが合うかどうか分からない
一口に保護犬と言っても様々なバッググラウンドがあります。必ずしもトラウマがある訳でないですし、全員が怖がりな訳でもありません。
ひとりひとりストーリーがあるので、保護犬=飼うのが大変(難しそう)と思わず、それぞれの子を見て判断してもらえればと思います。
推定10才で迎えた我が家の元保護犬は迎える時点で性格的なことだけでなく、フィラリア陽性、心臓にやや難ありなどこれから必要な治療についても分かっていました。
一人暮らしに保護犬は譲渡不可?
いざ保護犬を迎えようと思っても里親になる条件に「単身不可」という項目があることもあります。
一人暮らしだと家を空けている時間が長くなってしまうことや急病や万が一の場合などを考慮して単身者には譲渡しないとしている保護団体もあります。
ただ、そういう場合でも個々の状況によって相談することは可能です。一人暮らしであっても自宅で仕事をしているのなら留守番は少ないでしょうし、後見人を立てることで譲渡可能になることもあります。
保護団体の考え方も様々なので、自分に合う団体を選ぶことも必要かもしれません。
どちらにしても最期まで家族して一緒に暮らす覚悟がないとどこから迎えても不幸な結果になってしまいます。
犬を飼う条件
一人暮らしで犬を飼い始める前に、これから犬を飼うのに適しているかを自己評価しておく必要はあるでしょう。
- 住環境が適しているか
- 飼っている間は継続的に経済的な負担に耐えられるか
- 散歩やお手入れ、しつけ、通院など犬に割ける時間があるか
- もしもの時の受け入れ先があるか
- 老犬介護と最期を看取る覚悟があるか
特に一人暮らしで犬を飼うには、留守番中のしつけと室内の温度管理に気をつける必要があります。
家族で飼う場合でも同様ですが、もし不安があるのなら「今」は犬を迎えるタイミングではないのかもしれません。
さいごに
飼いたい犬種があるのなら、日常生活の中で予防可能なのことは予防していくために「犬種名+病気」などでより詳しくかかりやすい病気については調べておくことをおすすめします。
どこから、どんな子を迎えたとしても家に来てから想像と違っていたと思っても手放す訳にはいきません。
全て希望通りの満点の犬を求めるのではなく、上手くいかないことも含めて一生面倒をみていく覚悟の上で迎えましょう。
留守番や吠えの問題などはドッグトレーナーなどに相談すれば解決する道もあります。自分でなんとかしようとしてこじらせてしまう前に相談することをおすすめします。