宿泊当日、ホテルに事前にチェックイン時間を知らせておいたけど、予定より早い到着になったり、遅くなってしまうこともあります。
ホテルのチェックイン時間を変更したい場合は、連絡をした方がいいのか、しなくてもいいのかをケースごとにご紹介したいと思います。
ホテルのチェックイン時間が早まるケース
ホテルのチェックイン時間を早くしたい時は
- 連絡していた時間よりも早くチェックインしたい
- ホテル定めるチェックイン可能時刻よりも早くチェックインしたい
という2つのケースがあります。
予約時の到着予定時刻より早く到着する
ホテルに宿泊する当日、あらかじめ伝えておいたチェックイン予定時刻よりも早く到着しそうな場合、大抵の場合ホテルのチェックイン可能時刻よりも後に到着するのであれば、連絡をしなくても問題はありません。
19時ころ到着予定と伝えていたけど、実際には17時に到着するような場合ですね。
ただ、繁忙期などチェックインの予定時間が遅いお客様の部屋の清掃を後回しにしてホテルのチェックイン開始時刻が過ぎても清掃が間に合っていないということもあり得るので、予定時間よりかなり早く到着する場合は連絡しておくとスムーズにチェックイン出来るでしょう。
21時の到着予定だったけど、実際はチェックイン開始直後の15時に到着したいと言うようなケースなら、連絡をしておいた方が無難です。ただ、連絡をしなくても準備のために部屋に入るのに少し待つことがあるかもしれないくらいでしょう。
予定時間より30分~1時間早いから、どこかで時間を潰してから行こうかなという気を遣う必要はありません。ホテル側も到着予定時間は目安として考えているのでそのくらいは許容範囲内です。
チェックイン可能時刻よりも早く到着する
一般的には15時頃からチェックインが可能なところが多いですが、ホテルによってチェックイン可能時刻は異なります。
宿泊予定のホテルのチェックイン開始時間が15時だけど、14時に到着してしまうというケースなら連絡をしておいた方がいいでしょう。
ただ、連絡をしたからといって全てのホテルで14時にチェックインが出来るようになる訳ではありません。
ホテルのルールや当日の状況等によって早めでもチェックイン出来て部屋に入れる場合もあれば、そうではない場合もあるでしょう。
チェックイン出来なくても荷物を預かってもらえればOKということであれば、早く到着しても問題ありません。
ホテルのチェックイン時間前に荷物だけ預ける
ほとんどのホテルで「荷物預かりサービス」がありますので、チェックイン開始時刻前に到着しても荷物を預かってもらえます。
ホテルによって対応時間が異なりますので、例えば早朝に預けたいという場合は前もって確認しておくと安心ですね。
また、無料のところが多いですがホテルによっては有料のサービになることもあるので、荷物を預ける予定の場合は事前に確認しておくことをお勧めします。
ちなみに、チェックアウト後の荷物預かりも当日なら可能なことが多いです。こちらもホテルによって対応が異なるので、希望する場合は確認しておきましょう。
アーリーチェックインのサービス
チェックイン可能な時間よりも早く到着することが分かっていて、すぐに部屋に入りたい場合は有料になりますがアーリーチェックインのサービスがあるホテルもあります。
アーリーチェックインの場合、ホテルによって前日分からの宿泊料金がかかる場合やアーリーチェックインのプランがある場合など様々です。
ただし、当日の急な変更は難しい場合が多いでしょう。
ホテルのチェックイン時間は何時まで?遅れる場合
続いてチェックイン時間に遅れる場合は
- 連絡していた時間よりも遅く到着する
- ホテル定める最終チェックイン時刻よりも遅れてしまう
という2つのケースがあります。
予約時の到着予定時刻に遅れる
予約時に伝えてある到着予定時間から30分程度遅れるくらいであれば、特に連絡する必要はないでしょう。
ホテルによって異なりますが、17時の予定だったけれど21時になるなどの大幅な変更の場合は連絡をしておいた方がいいと思います。
また、食事付きのプランの場合は連絡をしましょう。準備をしている側のことを考えれば出来るだけ早めの連絡がありがたいでしょう。
ホテルによっては予定時間よりどれくらい遅くなったらキャンセルになるという条件がある場合もあります。そういう場合は連絡を入れておかないと到着してもキャンセルされてしまっていることもありえますので注意が必要です。
最終チェックイン時間に遅れる
チェックイン時間が深夜など遅い時間帯になってしまう時は、宿泊予定のホテルの最終チェックイン時間を確認しておきましょう。
何時までならチェックインが可能なのかは、ホテルによって異なります。首都圏では23時や24時までというところが多いかと思います。
宿泊する意思はあるけど最終チェックイン時間に間に合いそうにない、遅れてしまうという場合はホテルに連絡して待ってもらえるかどうか相談してみましょう。
連絡をせず時間を過ぎてしまうと予約がキャンセルになることもあります。また、本当にキャンセルするつもりであれば、その場合も連絡は必ずしましょう。
宿泊施設によってはいわゆる「門限」があることもあります。
門限の時間が過ぎると出入り口が閉まってしまいホテル自体に出入り出来なくなってしまうこともあるので、事前に買い物等は済ませておきましょう。
連絡が必要な場合と不要な場合
早まる場合も遅くなる場合もチェックイン予定時間に変更があった場合に連絡が必要なケースとしなくても大丈夫なケースがこちら。
◆連絡しておいた方がいいケース
- 食事付きのプランの場合
- 現地決済の場合
- ビジネスホテルの場合
- 最終チェックイン時間が決まっている宿
- 大幅な時間変更の場合
大幅な時間変更であってもホテルの定めるチェックイン時間内であれば連絡は不要の場合もありますが、連絡した方が親切かなと思います。
◆連絡はしなくても大丈夫なケース
- 24時間営業しているホテル
- 事前決済している場合
- チェックイン可能時間帯内の1~2時間の変更の場合
24時間営業のホテルでも24時過ぎのチェックインの場合は連絡が必要なこともあります。
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電話で何て連絡する?
電話をする場合は
などと連絡しましょう。最後に「お名前を教えて頂けますか?」と担当者の名前を確認しておきましょう。
ホテルから連絡が来る?
ホテルによってはチェックインの予定時刻が過ぎても連絡がない場合、ホテル側から確認の電話がある場合もあります。
日時の勘違いやキャンセル忘れ、また急な病気や事故などで宿泊しない方もいるからです。
ホテル側からすると泊まらないことがはっきりすれば、他のお客様を泊めることも出来ますので、宿泊する必要がなくなった場合も必ず連絡はしましょう。
ホテルのチェックイン時間の平均
一般的にホテルのチェックイン時間は15時頃から、チェックアウトは10~11時までにとなっていることが多いです。
チェックインもチェックアウトもホテルそれぞれが設定することなので、その時間に差をつけることでライバルホテルとの差別化をしていることもあります。
ちなみに帝国ホテル(東京)の場合、
チェックインは14時から
チェックアウトは12時まで
とチェックイン時間は早め、チェックアウト時間は遅めの設定です。
ビジネスホテルのホテルルートインの場合は、
チェックインは15時から
チェックアウトは10時まで
となっています。
アーリーチェックイン
ホテルの客室利用可能時間はチェックインからチェックアウトの時間までですが、ホテルの定めるチェックイン時間よりも早くチェックイン出来るのが、アーリーチェックインです。
全てのホテルが行っているサービスではないので、必要な場合は問い合わせてみましょう。
レイトチェックアウト
アーリーチェックインとは逆にチェックアウト時間を遅く出来るサービスがレイトチェックアウトです。
ビジネスホテルなどは一般的なチェックアウト時間が過ぎた後、1時間単位で価格設定されているところもあります。
アパホテルは通常11時のチェックアウトで、11時以降14時までは1室1,000円で利用可能となっています。ただし、混雑状況等によってレイトチェックアウトのサービスが受けられないこともありますので希望する場合は問い合わせてみて下さい。
レイトチェックイン
はじめから遅い時間に到着することが分かっている場合、レイトチェックインのプランがあるホテルだとお得に泊まれることがあります。
飛行機の到着時間などが決まっていて早く到着する可能性がない場合、レイトチェックインのプランがあるホテルを選ぶのもいいですね。
さいごに
チェックイン時間は、遅めに設定しておいて早くなる分には問題がないので、当日の予定が全く分からない場合は最終チェックイン時間までの間で遅めの時間を連絡しておくといいでしょう。
ホテルの規模等や混雑具合、変更となる時間によっても連絡の要不要は異なりますが、迷った場合は連絡をしておいた方が安心です。