せっかく購入した加湿器。でも「何だか加湿されてるのかされていないのかよく分からない」、「湿度計の湿度が上がらない」という場合に原因として考えられることをまとめました。
また、加湿器は部屋のどこに置くのがいいのかについてもお伝えしたいと思います。
加湿器を使っても湿度が上がらないのは何故?
★加湿しているのに湿度が上がらない場合のチェックポイント
- 室内に外気がたくさん入ってきている
- 換気扇を使用している
- 加湿器の適用床面積よりも部屋が広すぎる
- 加湿器のフィルターが汚れている
- 床がじゅうたん敷き
加湿器を部屋の出入口のすぐそばに置いたり、窓を開けていたりするとせっかく加湿された空気が外から入ってくる空気と混ざってしまい、湿度が上がりません。
換気扇を使用中も外の空気が入ってきますので室内がなかなか加湿されない状態となってしまいます。
大きな部屋に小さな加湿器一台では加湿が追いつかないことがあります。加湿器の取扱説明書をもう一度チェックしましょう。
お手入れが出来ていないと加湿器の機能が働いていない可能性もあります。
床や壁の材質によっても加湿度合いは変わってきます。
加湿効果を高めるために部屋を完全に密閉してしまうのもよくありませんので、必要最小限の換気はしながら加湿器を使いましょう。
加湿されない原因は部屋の広さに対して小さい加湿器を使っていることが多いので、加湿器の機能を確認してみてくださいね。天井が高かったり、吹き抜けがある場合も湿度が上がりにくいです。
また、加湿のし過ぎも結露やカビの原因になることもありますので、冬季は50%程度の湿度がちょうどいいですね。
加湿器と湿度計
部屋の加湿具合は何でチェックしていますか?加湿されていないと思っていても、もしかしたら湿度計が正しくないこともあり得なくはありません。
湿度計の耐用年数は家庭用のものでも3~5年程度なので、それ以上使っているものは精度が落ちてきてしまいます。古い湿度計を使っていた場合は、湿度計を新しくすることも必要かもしれませんね。
湿度計を購入する時には、同じものを2つ以上一緒に買って、並べてチェックすると確実です。誤差範囲以上違う場合は、メーカーに確認をしてみましょう。
個人的には湿度計はアナログが好きです。
加湿器の置き場所はどこがいい?
加湿器を置くのを避けたい場所
- 外気の影響を受けやすい場所
- エアコンの風が直接当たる場所
- 直射日光や暖房の熱が当たる場所
- カーテンやふとんなどの近く
- テレビやラジオの近く
窓際や出入り口付近、換気扇の影響を受けやすい場所は避けましょう。
加湿器の湿度センサーが正しく働かなくなることがあります。
本体が変形・変色したり、温度が上がるとカビが繁殖しやすくなります。
吸気口や吹出口がふさがれると誤作動や故障の原因になることも。
映像の乱れや雑音の原因になることもあります。1m以上離れた場所に設置しましょう。
あとは不安定な場所や傾いているような場所にも置けませんので、部屋の真ん中あたりで窓やエアコン、換気扇から離れた場所が置き場所としては最適です。吹出口からの風が直接壁や家具などにも当たらない場所を選びましょう。また、高い位置に置く場合は、地震や人がぶつかったりして落ちてこないように注意して下さいね。
まとめ
ものすごく乾燥した場所から十分に加湿された部屋に入れば分かるかもしれませんが、部屋が加湿されているかどうかを体感するのはなかなか難しいものです。
しっかり計測してくれる湿度計は重要ですね。
湿度計は意外と耐用年数が短いので、しばらく買い替えてない場合は、いつから使っていたかをチェックしてみてくださいね。