食べる前の状態や、食べる時の温かい状態、冷たい状態でも数え方が異なるおそばの数え方。
ざるそば(もりそば)を食べるときの数え方は「一枚」「二枚」ですが、「一人前(いちにんまえ)」という表現なら冷たいお蕎麦も温かいお蕎麦もどちらでも使えますね。
お蕎麦とうどんの様々な状態での数え方についてまとめてみました。
そばの数え方 食べる時
おそばを食べる時の数え方は
- 一枚
- 一杯
- 一丁
です。
温かいお汁のお蕎麦は「一杯」、ざる蕎麦やせいろ蕎麦などの冷たいお蕎麦は「一枚」と数えます。
お店で注文を取る時などには「一丁」が使われることも多いですね。
また、ざるやせいろなどに盛ったもの(ざるそば・もりそば)は
- 一椀/一碗[わん]
- 一人前
- 一膳
とも数えられます。
食べる様を表現するのに
- 一啜り[ひとすすり]
が使われることもあります。
そばの数え方 食べる前の生麺・乾麺
食べる前(調理する前)のおそばの数え方は、生麺なのか乾麺なのかによって異なります。
◆生麺
- 一玉
- 一袋
- 一本
- 一食分
◆乾麺
- 一把[いちわ]
- 一束[ひとたば]
- 一袋
- 一本
- 一箱
また、お蕎麦を作る過程では、一舟[ふね・ぶね]と数えられることもあります。
うどんの数え方
続いて、うどんの数え方もおそばと同様に状態によって変わってきます。
- 一杯
- 一丁
- 一玉
- 一枚
- 一人前
- 一膳
- 一啜り[ひとすすり]
生麺なら、
- 一玉
- 一袋
- 一本
乾麺なら、
- 一把
- 一束
- 一袋
- 一本
と数えられます。
さいごに
麺が乾いた状態なのか、生なのかによって呼び方が異なりますし、食べる状態のときの数え方も様々ですね。
冷たいおそばと温かいおそばで数え方が分からなくなってしまいそうなら「一人前」と覚えておけば無難です。