雑誌の付録のポスターはありがたいけど、折り目がついているのが残念なポイントですよね。
お気に入りのポスターを飾るのには、まず折り目を消したいと思うもの。
ポスターの折り目を目立たなくして、折れたポスターをできるだけ真っ直ぐにする方法をご紹介します。
また、飾りきれないポスターをきれいに保存する方法もご紹介したいと思います。
ポスターの折り目を消す方法はある?
折り目は出来る限りなくしたいものですが、完璧にまっすぐな状態にすることは難しいです。
また、印刷面の折れ目に出来た白い線(印刷がはがれてしまっている)は、残念ながらなくなりません。
完璧にはならなくても、マシになる方法はいくつかありますので、許容できる状態になるように試してみましょう。
まず、買ってすぐや折られてからそんなに時間が経過していないなら、折り目の部分をなめす感じで、折り目を消してみましょう。
これで許容範囲になるのであれば、一番簡単で失敗する可能性が低い方法です。
こたつやポスターフレームを使う
ポスターの大きさによりますが、こたつ布団と天板の間に挟んでしばらくおいておく方法も。
ポスターが小さければ、重めの本の間に挟んでもいいですが、こたつの場合、湿気もあるのでちょうどいいのです。ただし、湿気が多すぎるとふにゃふにゃになってしまう可能性もあるのでご注意ください。
また、ポスターパネル(ポスターフレーム)を使ってみる方法もあります
ポスターの表面を透明シートや薄い塩ビ版で押さえるタイプのものを選ぶといいでしょう。
ポスターに少し湿気を与えて時間をおき、ポスターを伸ばしながらパネルに張り付けるようにしてみて下さい。
どちらにしても、完全に折り目がなくなることを期待するのではなく、気にならなくなるように頑張りましょう。
アイロンを使う
アイロンの温度は「中温」程度で裏側から当てます。
ポスターの下には布貼りのアイロン台だと柔らかいので、薄手のダンボールなどを敷くとやりやすいです。
その上にポスターを裏返しの状態で置き、ポスターの上にクッキングペーパーを載せ、折り目にアイロンを当てます。
あて布だとシワになってしまうことがあるので、クッキングペーパーが便利です。
霧吹きやアイロンのスチームは使わず、アイロンは折り目の部分に数秒ずつで様子を見ながら当てていきましょう。
裏面をアイロンするだけで、満足のいくレベルになればそれでOKですが、もう少し何とかしたい場合は、同じ要領で表面もアイロンがけしましょう。
裏打ち加工をする
大切なポスターなら裏打ち用の紙などをポスターに貼り付け、シワやたるみを防いで補強する裏打ち加工という方法もあります。
また、熱で溶けるシートの上にポスターをのせ、ドライマウントプレス機でプレスしてシワやたるみを伸ばすドライマウント加工をする方法もあります。
ただ、自分でやるのは難しいので専門店にお願いするのがいいでしょう。
失敗の予防
どの方法にしても、いきなり一番大切なもので実践するのはやめましょう。
出来れば折り目を消したいポスターと同じ紙質のもので試すのがベストですが、なければまずは過去のカレンダー等で試してみて下さいね。
実際に試すのは、紙質によってはポスターを傷めてしまう可能性もゼロではありませんので、個人の責任にてお願いします。
特に水溶性のインクだと湿気でにじんでしまうことも考えられますし、ビニールコートされているものだと熱を加えると変質してしまう可能性もあります。
アイロンを使う方法は、温度設定を低めにして目立たない箇所でまず試しましょう。
付録のポスターをきれいに保存したい!
ポスターは貼らずに保存する場合でも、折り畳まれた状態だと折り目の部分が剥げてしまう可能性もあります。
やっぱり、折り目は出来るだけなくしておきたいですね。
きれいにポスターを保存するのには、大きいサイズのクリアファイルが便利です。
B2サイズ(515×728mm)用のクリアファイルがこちら↓。
ポスターを丸めて筒に入れて保存すると丸まった状態になってしまいますし、見ることもほぼなくなります。
ポスターファイルに保存すれば、1冊に何枚ものポスターを入れ、立てて保管することが可能です。
これならポスターを見たくなった時もページをめくって、たくさんのポスターを見ることが出来ますね。
既にポスターが多い方も、これから増えていく可能性が高い方にもおすすめです。
ただ、当然ですがファイル自体が大きいので、広げて見るのにスペースは必要です。
さいごに
雑誌の付録ポスターの折り目を出来るだけなくす方法は
・こたつ布団と天板の間にはさむ
・ポスターパネルにのばして入れる
・アイロンで折り目を薄くする
など、出来そうなものからチャレンジしてみて下さい。(ただし、自己責任で)
ポスターの保存にはポスターファイルがオススメです。